アメフト日本選抜に選出された元「withB」コージ・トクダ、参加を辞退 葛藤も…「特別枠」に違和感

[ 2022年11月28日 08:58 ]

<otonari福岡・アサヒ飲料>試合後、スタンドに向かって整列するコージ・トクダ(左)、西山(11)らotonari福岡の選手たち
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 お笑いコンビ「元ブリリアン」のコージ・トクダ(34)が、28日までに自身のツイッターを更新。来年1月22日に行われるアメリカンフットボールの日米国際親善試合「JAPAN U.S. DREAM BOWL」への全日本選抜チームへの参加を辞退すると発表した。

 社会人アメリカンフットボールのX1スーパー、otonari福岡に所属し現役選手としてプレーしているトクダ。チームは初昇格のレギュラーシーズンを5戦全敗で終了したが、最高峰のリーグでコージは経験を積んだ。

 今年10月、日本選抜チームを公募することが発表されると応募し、今月25日に第1次候補選手93人が発表された。Xリーグから79人、大学生から12人、クロスオーバーアスリート枠1人が選ばれる中、「特別枠」としてただ1人、トクダが選抜入りした。

 しかし27日深夜、トクダは「アメリカンフットボール全日本選抜チームの件で応援していただいております皆様へ」として文書をSNSに掲載。「代表発表から数日様々な葛藤がありましたが、悩み抜いた末に今回は代表練習への参加を辞退させていただくことにしました」と発表した。理由として、特別枠であることが「自分のアメフトに対する向き合い方の中で自然では無いと感じてしまったため」と打ち明けた。

 続けて「今回辞退はさせていただきますが、この国際親善試合やこれからの日本代表の活動を変わらず心から応援していきます」とし「これからもアメフトを盛り上げるために考えて、魅力を発信していきたいと思います」と決意を新たにしていた。

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2022年11月28日のニュース