埼玉栄高2年の17歳、佐藤快斗が大会アマ最小記録「64」をマーク「いいプレーができた」 

[ 2022年11月26日 14:38 ]

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第3日 ( 2022年11月26日    高知県 Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72 )

<カシオワールド・第3日>1番、ティーショットを放つ佐藤快斗(撮影・井垣 忠夫)
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 第3ラウンドが行われ、27位から出たアマチュアの佐藤快斗(17=埼玉栄高2年)が8バーディー、ボギーなしで回り、今大会のアマチュア最小ストロークを3打更新する64をマーク。通算14アンダーに伸ばしてホールアウトした。

 最終18番パー5では第3打を1メートルに寄せ、この日8つ目のバーディーを奪いギャラリーから拍手が沸く。通算18勝の石川遼、賞金ランクトップの比嘉一貴と同組で回った17歳が、64と堂々たるプレーを見せた。

 「本当に自分の中でいいプレーができたと思っています。昨日までもアイアンショットは凄く良かったけど、ティーショットがバラついていた。今日はティーショットが凄く安定していて、リズム良くいけた感じでした」

 埼玉栄高に在学中で、今大会が3度目のツアー参戦。過去2戦はいずれも予選落ちだった。これまでは第2打以降はフルショットに頼ることが多かったが、今年は抑えるショットなど「バリエーションが増えた」と成長を実感。これが決勝進出、そして快スコアにつながった。

 今大会でのアマチュアの最高成績は、昨年の中島啓太の14位(通算11アンダー)だった。最終日に向けて17歳は「自分のプレーに集中して、自分のリズムで戦いたいなと思います」と力を込めた。

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