宮里優作 57位で予選突破 賞金シード死守へ目指す30位以内

[ 2022年11月26日 05:10 ]

男子ゴルフツアー・カシオ・ワールドオープン第2日 ( 2022年11月25日    高知県・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72 )

3アンダーで予選通過の宮里優作はほっとした表情で手嶋多一とグータッチ(撮影・井垣 忠夫)
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 賞金ランキング68位の宮里優作(42=フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算3アンダーの57位で予選を突破した。現在、賞金シードは70位までが圏内。来季も17年賞金王の5年シードが残っているが、今大会で賞金を上積みし、あくまでも自身18度目の賞金シードを死守する。C・キム(32=米国)が66で通算14アンダーに伸ばし、単独首位を維持した。

 17年賞金王による5年の出場資格が来季まで残っていても、賞金シードにはこだわりがある。宮里はそれを失うことを、「会社で言ったらクビになるみたいなもの」と表現した。70にまとめてカットライン上で決勝に進み、思わず息を吐いた。

 「僕の場合は来年まで資格があるけど、賞金シードを獲るのと獲れないのでは全然違う。死活問題ですから」

 今季はゴルフの状態は決してよくないが、「毎年ほぼ同じ会場なので経験が生きている」という。ここまでの獲得賞金は約1016万円。シード確保には同1150万円前後が必要と予想され、今大会での30位以内が目安となる。欧州を主戦場とした19年を除き、フル参戦したシーズンは03年から全て賞金シードを獲ってきた。勝負の36ホールは、そのプライドを懸けて戦う。

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2022年11月26日のニュース