東大生・須山が初の負け越し「悔しい。力が足りなかった」3勝3敗の7番相撲に敗れる

[ 2022年11月26日 12:39 ]

大相撲九州場所14日目 ( 2022年11月26日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所14日目>明光に上手投げで破れた須山(撮影・中村 達也)
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 現役東大生の序二段・須山(25=木瀬部屋)が明光(27=尾上部屋)に上手投げで敗れ、デビューから3場所目で初めての負け越しとなった。

 立ち合い低く当たって押していこうとした須山だったが左四つに組み合う展開に。上手が取れず、相手の右上手投げで振られて正面土俵に寄り切られた。3勝3敗で迎えた7番相撲。プレッシャーのかかる場面ながら緊張は「ありませんでした」と平常心で臨んだが及ばず。プロ入り後初の負け越しに「悔しいですね。力が足りなかったと思うので、しっかり稽古して来場所頑張ろうと思います」と前を向いた。

 史上初の東大出身力士として注目を集めて入門し、西序二段18枚目まで番付を上げたこの1年。来年へ向け「体重をもっと増やしたい。脇締めて差されないように押していくとか、低く頭を上げないとか、基本的なことをしっかりやっていきたい」と飛躍を誓った。

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2022年11月26日のニュース