橋本大輝、リューキン成功も鉄棒は銀メダル 神本雄也は7位

[ 2022年11月7日 02:33 ]

銀メダルを獲得した橋本大輝(AP)
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 体操の世界選手権最終日は6日、英リバプールで種目別決勝後半が行われ、男子鉄棒で個人総合金メダリストの橋本大輝(21=順大)は14・700点で銀メダルを獲得した。今大会での橋本のメダル獲得は団体の銀、個人総合の金、床運動の銅に続いて4個目。神本雄也(28=コナミスポーツ)は14・166点で7位だった。

 橋本は個人総合では回避したF難度の離れ技「リューキン」に成功したが、伸身トカチャフの後に連続技として予定していた開脚トカチェフを実施できず、着地も後ろに一歩下がる形となり、15年大会の内村航平以来となる優勝には0・1点届かなかった。ブロディ・マローン(22=米国)が14・800点で優勝した。

 男子跳馬に臨んだ個人総合銅メダルの谷川航(26=セントラルスポーツ)は13・999点で7位。男子平行棒の神本は14・900点で6位だった。

 女子平均台では渡部葉月(18=中京ク)が13・600点をマークして金メダルに輝き、宮田笙子(18=鯖江スクール)が13・533点で銅メダルを獲得。芦川うららが金、村上茉愛が銅だった昨年の北九州大会に続き2大会連続でダブル表彰台となった。日本勢は男女計8個のメダルを獲得して大会を終えた。

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2022年11月6日のニュース