帝京大が対抗戦連覇“王手” 次節・明大戦に3トライ差以上の勝利でV 相馬監督「突き抜けたい」

[ 2022年11月6日 22:38 ]

関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ   帝京大49―17早大 ( 2022年11月6日    熊谷ラグビー場 )

<帝京大・早大>後半、トライを決めチームメートを抱き合う帝京大・江良(左から2人目)(撮影・久冨木 修)
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 昨季大学選手権王者の帝京大が、2年連続11度目の対抗戦Vへ“王手”をかけた。早大との全勝対決を制し、5連勝。計7トライを奪い、3トライ差以上の勝利に付与されるボーナス点を含む勝ち点5を積み上げ、同25で首位をキープした。次節で2位の明大戦(20日、秩父宮)で勝ち点5を獲得すれば、連覇が決まる。

 接点とセットプレーで、武器とする屈強なフィジカルを発揮した。後半2分と同30分、敵陣ゴール前から、いずれもラインアウトモールでFW陣が圧力をかけて押し込み、最後はフッカー江良颯(3年)がトライ。CTB松山千大主将(4年)は「粘り強く、相手からのプレッシャーに負けなかった」とうなずき、早大のNo・8相良昌彦主将(4年)が「今年で一番プレッシャーを感じるゲームだった」と認めるほどだった。

 次節の明大戦に3トライ差以上で勝利し、勝ち点5を獲得すれば優勝となるが、「1年間を通してやることは変わらない。良い準備をして帝京のラグビーをする」と江良。相馬朋和監督は「とにかく、目の前の試合を全力で戦っていく。強みをどんどん磨いて突き抜けたい」。シーズン終盤へ、さらなる高みを目指していた。

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2022年11月6日のニュース