山本草太は257・90点で2位　今後へ「4回転フリップを入れた構成ができるように」

フィギュアスケートGPシリーズ・フランス大会第2日 （ 2022年11月5日    アンジェ ）

山本草太の華麗なフリーの演技（ロイター）

　男子フリーが行われ、SP首位の山本草太（中京大）はフリー3位となる165・48点をマークし、合計257・90で2位となった。

　冒頭の4回転サルコーでミス。4回転―3回転の連続トーループ、4回転トーループは決めながら、後半のアクセルジャンプでは回転が抜けるミスが生じた。2位が確定した後の会見では、今後に向けてさらなるレベルアップを誓った。

　「（今季は）4回転フリップなどに挑んだりしていて、今回は回避したけど、その中でもミスが出てしまった。この構成ではしっかりと質の高い演技をしないといけない。（今後は）フリップとかも視野に入れながら、フリップを入れた構成にできるように練習したい」

　シニア転向後はGPシリーズで初めての表彰台となったが、まだまだ成長できる余地がある。11月18～20日に日本で開催されるNHK杯にもエントリーしている。