谷川航、4度目世界体操で銅 「粘り強く最後まで通し切ることができた」 跳馬で大技「リ・セグァン2」

[ 2022年11月6日 04:50 ]

体操世界選手権第7日・個人総合決勝 ( 2022年11月5日    英リバプール )

体操男子個人総合で銅メダルを獲得した谷川航(AP)
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 谷川航は4度目の出場で初めて個人種目でのメダルを獲得した。4種目目の跳馬で大技「リ・セグァン2」を決めてトップの15.000点をマーク。予選、団体総合決勝では回避した“切り札”を勝負どころで決めて流れを引き寄せた。大きなミスもなく最後の鉄棒を終え、3位。「粘り強く最後まで通し切ることができた」と胸を張った。

 個人総合で争った5月のNHK杯で上位3人に入ることができず、6月の全日本種目別選手権を経て跳馬や平行棒、つり輪の貢献度が評価され、弟の翔とともに代表入り。強化合宿での好調さを買って6種目に抜てきした水鳥監督の期待にも見事に応え、「みんなの分まで、やらなきゃいけないという自覚があった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

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2022年11月6日のニュース