馬淵優佳 板飛び込み5位「自分がやってきたことを認めてあげつつも先を見据えてやらないと」栃木国体

[ 2022年9月15日 12:25 ]

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」 ( 2022年9月15日 )

馬淵優佳
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 成年女子3メートル板飛び込み決勝で馬淵優佳(27=ミキハウス)は285・60点で5位だった。三上紗也可(21=日体大)が377・85点で優勝し、地元栃木県代表の榎本遼香(26=栃木県スポーツ協会)が320・00点で2位。金戸凜(19=セントラルスポーツ)は4本目の失敗ジャンプが響き287・90点で4位に終わった。

 馬淵は栃木県に練習拠点を置くが、今大会は「ふるさと選手制度」を活用して兵庫県代表として出場。開幕5日前からは日本代表コーチの父・崇英氏に約5年ぶりに指導を受けた。試合を終えた直後に飛び込み板に上がり、修正点などを確認。「今もっている力は出せたが、トップ選手と比べると実力がまだまだ伴っていない。悔しい気持ちの方が大きい」と振り返った。

 17年5月に競泳男子の瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)と結婚し、同年8月のユニバーシアードを最後に一度は引退。昨年12月に現役復帰し、8月の日本選手権では非五輪種目の1メートル板飛び込みで優勝した。激動のシーズンを総括し「よくここまで来られたというのはある。ただもっとやらなければならないという気持ちもある。自分がやってきたことを認めてあげつつも、先を見据えてやっていかないといけない」と視線を上げた。

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2022年9月15日のニュース