【18日開幕　関西大学ラグビーAリーグ】関大　新風呼ぶ超大型新人　中村「セットプレーが一番の強み」

関大1年生のLO中村豪はセットプレーの要だ
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　規格外のビッグ・ルーキーが関大に新風を吹き込んでいる。中村豪（1年＝常翔学園）は1メートル90、112キロの体格を誇る巨漢ロック。日本代表No・8姫野とほぼ同サイズだ。中村は「姫野さんのようなジャッカルはできません」と苦笑いを浮かべたが「セットプレーが一番の強み」と言葉に力を込めた。

　U―19日本代表候補にも選出された大器だ。スクラムとラインアウトで抜群の存在感を示す一方、力強い突破力も武器の一つ。No・8池原自恩主将（4年＝関大第一）は「セットプレーはもちろん、ボールを持てば前に出てくれるし心強い」と信頼を寄せる。

　昨年度の全国高校ラグビー大会では常翔学園の通算100勝目に貢献した一人だ。関大ラグビー部は来年に創部100周年を迎える。節目の年を前に15年度以来の大学選手権出場を目指す今季。「セットプレーは100％に近い確率でマイボールを保持したい」。中村がフル回転すれば、目標は近づく。