フェデラーが現役引退を発表 23日からのレーバーカップを最後に…四大大会通算20勝

[ 2022年9月15日 22:46 ]

フェデラー(AP)
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 男子テニスのレジェンドで元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(41=スイス)が15日、自身のSNSで現役引退を表明した。

 4大大会通算20勝を誇るフェデラーは自身のインスタグラム、ツイッターなどに文書を発表。ここ3年は「けがと手術への挑戦」だったとし、「私は自分の体の限界を知っている。私は41歳で、24年間に渡って1500試合以上プレーしてきた。競技キャリアを終えるべき時が来た」とつづった。今月23日から英ロンドンで開催されるレーバーカップが最後の大会になるとし、「もちろん今後もテニスを続けるが、ツアーやグランドスラムに出ることはない」とした。

 フェデラーはウィンブルドンで最多の8勝、全豪で6勝、全米で5勝、全仏で1勝を挙げ、四大大会では男子歴代3位の通算20勝を記録。2009年に史上6人目となるキャリア・グランドスラムを達成した。ラファエル・ナダル(36=スペイン)ノバク・ジョコビッチ(35=セルビア)アンディ・マリー(35=英国)と4強を形成し、スター選手として長年活躍した。近年は膝の故障に苦しみ、20年に2度、昨年には3度目の右膝手術を受けた。昨年のウィンブルドンを最後にツアー大会には出場していなかった。

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