ラグビー女子日本代表・南早紀主将、W杯へ“シン・サクラスクラム”に自信「海外相手でも押されない」

[ 2022年9月15日 11:44 ]

ラグビー女子日本代表の南早紀主将(日本ラグビー協会提供)(C)JRFU
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 10月8日開幕のラグビー女子W杯ニュージーランド大会を控える日本代表は15日、出国前にオンラインで取材に応じた。チームが掲げる目標は史上初の8強入り。通算25キャップのプロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)はシン・サクラスクラムの手応えを口にした。

 前回17年アイルランド大会で11位だった悔しさを知る南は、5年間で培った接点での強さをアピールした。「接点で負けない、押し戻すことができるのも魅力なので見てほしい」。レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)が就任した19年以降、スクラムでは個々のスキルアップに注力。南は「前回のW杯までのスクラムは、ひたすら組んで経験値を上げてきた。今回に向けては組むことはもちろん、詳細やクオリティーを意識している。スクラムに必要な基礎となるコアの部分、フットポジションを徹底して、ここまで練習してきた。強くなった実感もあるし、海外相手でも押されないスクラムを組むことができる」と自信を示した。

 この日の夕に出国し、ニュージーランドへ向かう。現地では24日に同国代表とのテストマッチ(オークランド)を行い、本番に備える。サクラフィフティーンの主将は「成果を出す場が来て楽しみ。ワクワクしている」と目を輝かせた。 

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2022年9月15日のニュース