玉井、自己新V 今季総括「思い出深い1年。成長できたシーズン」 少年男子高飛び込み

[ 2022年9月15日 04:44 ]

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」 少年男子高飛び込み決勝 ( 2022年9月14日    日環アリーナ栃木 )

少年男子高飛び込みで優勝した玉井陸斗。左は2位の二羽倖駕、右は3位の柴大翔
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 14日の少年男子高飛び込み決勝で世界選手権銀メダリストの玉井陸斗(16=JSS宝塚)が573・55点で優勝した。自己ベストを24・10点更新し、2位に210・65点差をつける圧勝。高校生以下が対象の少年の部で採点が甘い傾向があるとはいえ、最終6本目の5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)で満点の108・00点をマークするなど別次元の演技を披露した。

 玉井は6本中5本のジャンプで90点以上をマーク。5本目307C(前逆宙返り3回半抱え型)、6本目5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)は大台の100点台を叩き出した。今後は世界ジュニア選手権(11月27日~12月4日、カナダ・モントリオール)に出場する可能性を残すが、今大会が今季の国内最終戦。自己ベストで締めくくり「思い出深い1年になった。世界選手権で2番になれて、自己ベストも出せた。成長できたシーズン」と総括した。

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