バレー男子・ブラン監督が世界選手権総括「将来へ有益な敗北」若手育成プランも明かす

[ 2022年9月12日 17:37 ]

バレーボール男子日本代表のブラン監督
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 バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督が12日、オンライン会見を行い、ベスト16で敗退した世界選手権を総括した。

 決勝ラウンド1回戦で東京五輪金メダルのフランスに2―3のフルセットまで持ち込み「強豪を相手に状況を切り開いていけた。次へのメンタルアプローチで難局を乗り越えさせてくれる。将来へ向けて有益な敗北」と評価した。同大会を最後に、今シーズンの代表活動は終了する。

 目標の世界8強はならなかった日本だが、世界ランキングは7位に浮上。来秋のパリ五輪予選出場が決まり、「23年10月に五輪の出場権を獲得できたら、より良い準備が重ねられる。より良い条件で五輪に臨めるように最善を尽くしたい」と話した。

 また、大学連盟と協議しながら若手育成にも力を入れていく予定。ブラン監督は天皇杯視察のため12月に再来日。その期間に第1合宿を行い、23年1、2月にも20日ほどの合宿を調整しているという。その後は有望選手を集めた海外遠征も企画しており、指揮官は「大学レベルのプレーから国際レベルのテクニック、スキルを高められるるように考えている」とプランを語った。

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2022年9月12日のニュース