日本女子オープンに馬場咲希が出場　日本オープンにはアダム・スコットが参戦方針

リモート会見した日本ゴルフ協会の戸張捷顧問（左）と山中博史専務理事（JGA提供）
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　日本ゴルフ協会（JGA）は12日、22年度オープン選手権に関するリモート会見を行った。9月29日開幕の日本女子オープン（千葉・紫CCすみれC）について、8月の全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希（17）が出場すると発表した。同じくナショナルチームのメンバーとして世界アマチュアチーム選手権を戦った橋本美月（19）、上田澪空（17）とともにJGA特別承認者として出場資格を得た。歴代覇者である畑岡奈紗（23＝アビームコンサルティング）、渋野日向子（23＝サントリー）ら米ツアーを主戦場とする選手は出場しない。

　10月20日開幕の日本オープン（兵庫・三甲GCジャパンC）には米通算14勝のアダム・スコット（42＝オーストラリア）が4年ぶりの参戦を予定している。JGA顧問の戸張捷氏（チャンピオンシップボードゼネラルプロデューサー）によると「有資格者であり、本人から“ぜひ出たい”という大変丁寧な手紙が届いた」という。同氏は「日本ゴルフ協会としてもぜひ来ていただきたい。正式発表はエントリーをしてサインをしなくてはならないが」とした上で、出場予定であることを明かした。また世界アマチュアチーム選手権にナショナルチームとして参加した中島啓太（22）については、アマチュアとして出場資格を有しているが、プロ転向した場合はこの資格がなくなる。戸張氏は「気持ちとしては出てもらいたい」とプロ転向後に主催者推薦等、出場を検討する方針を表明した。