木村沙織さん、古賀紗理那がスパイク談義 木村さんのコース選択理由に古賀「話が聞けて面白かった」

[ 2022年9月12日 14:30 ]

木村沙織さん(左)と古賀紗理那
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 元バレーボール女子日本代表の木村沙織さん(36)が11日深夜放送のTBSスポーツ番組「S☆1」(日曜深夜0・25)で、現代表の古賀紗理那(26=NEC)と“スパイク談義”した。

 番組の女子世界選手権直前企画、アスリートの脳を解剖する「S☆1チョイス」で共演。2人は、ともにチームの主将でエース、右利き、ポジションと共通点が多いが、スパイクを打つ時の視線は対照的で、木村さんはレシーバーを、古賀はブロックを見ていることを明かした。

 木村さんが「私はあまりブロックを見ていなかった。ブロックを視野に入れるというよりは、ブロックがいない所、いない所だったらレシーバーも見える。間が空いたりとか、どう動いているとか」と話すと、古賀は「私は逆にディフェンス(レシーバー)はそんなに見えないです。トスは見てますけど、意識はブロッカーで、どのタイミングで跳ぶんだって目をめっちゃ開いて見てます」と説明した。

 番組の企画では、2012年ロンドン五輪に準々決勝、中国戦で、木村さんが自身でレシーブしたボールをスパイクする映像を見て、実際にどのコースに打ったか古賀が予想。古賀は、相手のブロック位置などから3パターンの選択肢を挙げたが、実際はそのいずれでもなく、フロントレフトの左側へスパイクだった。これに古賀は「凄いですね。こんなに鋭角に打てる選手はいない」と技術力に驚嘆。一方、木村さんは「(フロントレフトの背番号)4番の選手は中国のエースで凄い調子がよかった。で、インナー(の自分)に打って来て、打ち返したかったの。そこ(4番の選手)にダメージを与えたかった。4番の選手のスパイクを他の人がレシーブしてそこに決めるのと、自分がレシーブしてそこに打ち返すのは全然違う」と振り返った。これに古賀は「沙織さんの考え方、見方が気になっていたので、話が聞けて面白かったです」と話していた。

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2022年9月12日のニュース