アマ世界1位の中島啓太がプロ転向　22日開幕のパナソニック・オープンでプロデビューへ

中島啓太
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　男子ゴルフの世界アマチュアランキング1位の中島啓太（22＝日体大4年）が12日、プロ転向を宣言した。日本ゴルフツアー機構（JGTO）にこの日、ツアーメンバー登録を行った。プロデビュー戦は昨年に史上5人目のアマチュア優勝を果たした22日開幕のパナソニック・オープン（兵庫・小野東洋GC）となる。

　JGTOの青木功会長（80）は「JGTOのツアーメンバーとしてお迎えできること、大変うれしく思います。これから長く続くプロの世界では、良い時ばかりではないはずです。時には思うようにいかない苦しい時もあるでしょう。そのような苦しい時こそ、ゴルフに対して真摯に向き合い、謙虚な姿勢で日々の努力を怠ることがなければ、必ずその先に光が見えるはずです。さらなる飛躍を期待しています」と歓迎した。

　また日本オープン（10月20～23日、兵庫・三甲GCジャパン）を主催する日本ゴルフ協会（JGA）は、中島の出場資格について今後、検討する方針だ。アマチュアとして保有している出場資格が、プロ転向後はなくなるため。JGA顧問の戸張捷氏（チャンピオンシップボードゼネラルプロデューサー）は「彼は2年連続でマコーマックメダルをとるような快挙を成し遂げている。気持ちとしては出てもらいたいと考えている」と語った。