大会初出場の西村優菜が5アンダー66の好発進「いいスコアで回れてうれしい」エビアン選手権

[ 2022年7月22日 00:36 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第1日 ( 2022年7月21日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

第1ラウンド6番、ティーショットを放つ西村優菜(撮影・西尾 大助)
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 今季メジャー第4戦が開幕した。西村優菜(21=スターツ)は5バーディー、ボギーなしの66で回り、5アンダーでホールアウト。「上出来だと思う。いいスコアで回れてうれしい。パットの感覚が凄く良くて、それを18ホール続けられた」と白い歯をのぞかせた。

 序盤からショットがさえた。3番パー4は第2打を1・5メートルにつけ、7番パー5でも第3打を2メートルに寄せてバーディー。後半も10番や15番でも精度の高いショットを見せ、ピンに絡めて伸ばした。「ティーショットもセカンドもいいリズムで振れていた」とフェアウエーキープ率は100%、パーオンを逃したのはわずか3ホールだった。16番では2・5メートルのパーパットを沈めきり、17番では5メートルを決めてバーディー。精度の高いショットと好調なパットがかみ合い、ボギーなしラウンドにつながった。

 6月の全米女子オープンでは予選落ち。「レベルの違いを感じた」とマネジメントを見直した。その後に国内ツアーで2勝を挙げ、初のエビアンに乗り込んできた。成長を続ける21歳は好発進にも「まだ初日が終わっただけ。いい位置で決勝ラウンドに進めるようにしたい」と気を引き締めた。

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2022年7月21日のニュース