アジア選手権へ ウルフ再出発「柔道以外の部分がスッキリした」

[ 2022年7月21日 05:30 ]

強化合宿で調整するウルフ(上)(代表撮影)
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 柔道のアジア選手権(8月4~7日、カザフスタン・ヌルスルタン)に出場する男子100キロ級東京五輪金メダリストのウルフ・アロン(了徳寺大職)が東京都内で取材に応じ、「パフォーマンスや技のスピード、組手もだいぶ元に戻っていると感じる。(24年)パリ五輪での連覇が最終目標なので、スタートダッシュを決めたい」と五輪以来の復帰戦へ意気込みを語った。

 五輪後はメディア出演と休養に充てたが、一時は体重130キロ超えまで巨大化。この日の練習は五輪時の柔道着で乱取りを行い、「これを着られるので(体重も)戻っていると思う」と話した。私生活では5月に離婚が成立し「柔道以外の部分がスッキリした」。身も心も身軽になって、パリへの第一歩を刻む。

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2022年7月21日のニュース