【世界陸上】女子5000メートル予選・萩谷楓 決勝進出ならず「情けない走り」

[ 2022年7月21日 11:01 ]

陸上・世界選手権第6日 ( 2022年7月20日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

世界陸上・女子5000メートル予選1組に出場した萩谷楓(AP)
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 女子5000メートル予選が行われ、萩谷楓(21=エディオン)は1組で15分53秒39で14位に終わり、決勝進出はならなかった。

 序盤から先頭集団につけず、ずるずると順位を落としての予選落ち。レース後は「最低限、自己記録を出さないといけなかったと思うので、きょうの結果はチーム・ジャパンとして選んでいただいた者として情けない走りでした。昨年に東京五輪を経験してもう少し成長した姿を皆さんに見ていただきたかったんですけれど、結局、中途半端なレースになってしまって。1回でいいから前に出て1番前で走る感覚を世界で味わおうと思ったんですけど、それも中途半端な状態で終わってしまったので悔しいです」と唇を噛んだ。

 東京五輪に出場した5000メートルで、今大会の参加標準記録(15分10秒00)を突破する14分59秒36を持っていたが、6月の日本選手権では4位。即時内定はならず、7月1日に今大会の出場が決定していた。

 ◇萩谷 楓(はぎたに・かえで)2000年(平12)10月10日生まれ、長野県出身の21歳。長野東高―エディオン。2020年東京五輪女子5000メートル代表で、予選1組12位(15分4秒95)で決勝には進めなかった。昨年9月の全日本実業団対抗陸上競技選手権5000メートルで日本歴代4位の14分59秒36をマーク。同年の日本選手権クロスカントリーで優勝。1メートル60。

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