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【二所ノ関親方 真眼】隆の勝 研究の成果出た 今後への価値ある勝利

[ 2022年5月16日 05:30 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2022年5月15日    両国国技館 )

照ノ富士を攻める隆の勝(右)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 思い描いた作戦を実践できたときの充実感は何物にも代えがたいものがあります。照ノ富士を圧倒し初金星を獲得した隆の勝。見ていて気持ちが良かったし、内容には自信を持っていいと思います。

 右の相四つ。横綱の右差しを嫌って右の喉輪で突き上げる、そして突いてから中に入る作戦が良かった。研究の成果が出た印象ですし、決め打ちして勝ったことに意義がある。今後の相撲人生においても価値ある勝利でした。

 重い腰を生かした取り口には以前から注目していました。今後大関候補へとステップアップするには、突き押し、立ち合いの強化と右を差し込んでからの組み立てがテーマになります。たまたまの流れで勝利を手にしても安定した成績を残せない。必勝パターンをつくって実践することが、課題でもある詰めの甘さの解消につながります。

 横綱は突き押し相手の不安をまたも露呈しました。細かいところをしっかりやってこその豪快さですが、雑な取り口が自身を逆境に追い込んでいます。(元横綱・稀勢の里)

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