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隆の勝 6度目の横綱戦で初金星 照ノ富士寄り切り「本当に本当にうれしい」

[ 2022年5月16日 05:30 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2022年5月15日    両国国技館 )

照ノ富士(左)を攻める隆の勝(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 西前頭4枚目の隆の勝が照ノ富士を寄り切り、6度目の横綱挑戦で初勝利と初金星をつかんだ。2敗を守り、三役復帰へ出直す場所で優勝争いトップに並んだ。1敗だった平幕の碧山と佐田の海がともに敗れ、玉鷲と一山本が2敗をキープ。優勝争いトップは平幕5人と先が読めない展開が続いている。

 横綱に息つく暇を与えず、一気に勝負を決めた。隆の勝は立ち合いの右喉輪で照ノ富士の上体を起こすと、もろ差し。相手の左上手を切りながら素早く体を寄せた。

 取組後は目を糸のように細くして声を弾ませた。「本当に本当にうれしい。横綱の上体を浮かせることだけ考えていた。あとは止まらずに思い切り攻めていけた」。小結だった春場所は4勝11敗と大負け。大関昇進を争う同学年の若隆景と阿炎が今場所は関脇に座る中で、自身は平幕から出直しとなった。「(同世代に)負けていられない気持ちはある。でも自分が今いるところで、やれることをやる」。足元を見ながら着実に進む構えだ。

 8日目を終えて優勝争いトップが2敗力士となるのは20年秋場所以来。2敗はいずれも平幕の5人で、1差の3敗には実に11人が並ぶ。まさに大混戦だ。「優勝争いにはあまり意識がなくて。いつも通り自分の相撲に集中したい」。平常心を保てれば初優勝にも近づけそうだ。

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