松山英樹62の猛追で2打差の3位「2桁アンダーはちょっとうれしい」 米男子ゴルフ

[ 2022年5月16日 10:39 ]

米男子ゴルフツアー AT&Tバイロン・ネルソン最終日 ( 2022年5月15日    テキサス州 TPCクレイグランチ=7468ヤード、パー72 )

9番、バンカーからショットを放つ松山英樹(AP)
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 7打差の18位から出た松山英樹(30=LEXUS)は1イーグル、9バーディー、1ボギーの62をマークし、通算24アンダーで首位と2打差の3位だった。李京勲(30=韓国)が63と伸ばし、通算26アンダーで大会2連覇となるツアー通算2勝目。優勝賞金163万8000ドル(約2億1000万円)を手にした。

 松山が最終日に猛チャージを見せた。2つ伸ばして迎えた5番パー5。第3打のアプローチを1メートル強に寄せ、ここから4連続バーディーを奪った。前半をボギーなしの6バーディー折り返すと、後半も勢いは止まらない。この日、8アンダーで迎えた18番パー5で残り229ヤードの第2打をピン左奥1・5メートルにピタリ。圧巻のイーグルで最終ホールを締めた。

 最終日10アンダーの62でトップと2打差の3位フィニッシュ。「25アンダーくらいをイメージしていたが(想定に)1打足りなかった。でも1日で2桁アンダーを出せたのは今までなかったので、ちょっとうれしい」と振り返る。次週は全米プロ選手権(19日開幕)。前哨戦に当たる今大会で好成績を収め、いよいよ今季メジャー第2戦に挑む。松山は「来週はコースが全然違うと思うので、早く対応できるようにしたい」と次戦を見据えた。

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2022年5月16日のニュース