埼玉・坂手淳史 リーグワン初代王者へ層の厚さ示す「役割を全うできれば強いというのを見せたい」

[ 2022年5月16日 17:55 ]

<ジャパンラグビーリーグワン会見>意気込みを語る坂手(撮影・島崎忠彦)
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 ラグビーリーグワンのレギュラーシーズン上位4チームで争うプレーオフ(PO)に向けた会見が16日、都内で行われた。レギュラーシーズン2位の埼玉(旧パナソニック)からはフッカー坂手淳史主将(28)が出席。同3位の東京ベイ(旧クボタ)との準決勝(22日、秩父宮)に向けて「良い準備をして、良いゲームにしたい」と意気込んだ。

 埼玉はチーム内で新型コロナウイルス陽性者が出た影響により、開幕節から2戦連続不戦敗のスタートだった。それでも、第3節以降は連勝街道を突き進み、破竹の14連勝。坂手は、新型コロナの影響で活動休止となった期間を「もう一度、自分たちの考え、ラグビーを見つめる時間をつくることができた」と振り返った。

 今季は先発メンバーが前半で相手の体力を削りながら流れを引き寄せ、終盤に投入される選手が切り札となって逆転勝ちする試合が目立った。先発出場がメインの坂手は「前半で良い試合をして、後半につなぐのがスターター(の役割)。(選手全員が)適材適所で良いプレーをしてくれている」と層の厚さは十分。昨季トップリーグ最後の王者が、新リーグ初代王者を目指し「役割を全うできれば強いというのを見せたい。プレッシャーもあるけど、そこを突き詰めていきたい」と見据えた。

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2022年5月16日のニュース