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レスリング伊調馨が代表コーチデビュー 「いまいち困惑」も熱心に指導 

[ 2022年5月16日 20:36 ]

アントラージュコーチとしての初仕事を終え、オンラインで取材に応じる伊調馨
Photo By スポニチ

 レスリング女子で五輪4連覇の実績を誇る伊調馨(37=ALSOK)が16日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった女子の強化合宿で“代表コーチデビュー”を果たした。伊調は昨年12月、フランス語で「環境」などを意味する新設のアントラージュコーチへの就任が決定。この日、ようやく初仕事が実現した。

 合宿は非公開で行われたが、赤石光生強化本部長によれば防御時の動きなどを手本として実際に披露しながら指導を行ったという。初仕事を終えた伊調もオンライン取材に応じ、「今までレスリングに携わり、いろんなものを得た。これまで経験や自分が得た技術、知識を後輩たちに教えてほしいと打診された。自分も成長しながら、選手と一緒に世界を目指していければ」と抱負を語った。

 立場的にはナショナルコーチと選手の間に立ち、強化を円滑に行うのが役目。一方で自身も現役選手であり、練習拠点を置く日体大ではコーチを務めている立場から、「立ち位置というか、いまいち自分も困惑しているところがある。(本職の)コーチ陣も私の扱い方に困っている」と苦笑い。それでも助言を求める選手が多数押し寄せたそうで、「求めてくる選手に対しては、なるべく早く(問題点や疑問を)解決できるように」と話した。

 昨年の東京五輪代表を逃した伊調だが、現在も現役選手として練習を継続している。この日はあらかじめ、日本協会の担当者が“選手・伊調馨”に関する質問はシャットアウトしたが、本人は「コーチ半分、選手半分のところがある。今もレスリングを研究中なので、選手と一緒に自分も高めていけたらいい」と話した。

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