豊昇龍が気迫の6勝目 朝青龍ばりの眼光で高安にらみつけた 1差追走「気にしてないんで」

[ 2022年5月16日 20:04 ]

大相撲夏場所9日目 ( 2022年5月16日    東京・両国国技館 )

<<大相撲5月場所9日目>とったりで高安を破った後、にらみつける豊昇龍(右)(撮影・西海健太郎)
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 小結・豊昇龍(22=立浪部屋)が高安(32=田子ノ浦部屋)を下して6勝目を挙げた。突っ張られて後退したが相手の左腕を手繰ってとったりで逆転。「よく集中できていたから反応できた」と軽快な動きを見せた。

 時間前の仕切りから激しいにらみ合いを繰り広げた。勝負がついた後も、叔父の元横綱・朝青龍をほうふつさせる鋭い眼光で高安をにらみつけた。「思い切り気合入れて頑張ろうって気持ちだった」と、微妙な判定で敗れた前日の悔しさを晴らす勝利。2敗の4人を追走する3敗グループに残ったが「それ(優勝争い)は気にしてないんで、一日一番大事にしていきたい」と取組後も気合の入った表情で力を込めた。

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