エース橋本、鉄棒2度落下も連覇 「結果を出したというより逃げ切った感じ」

[ 2022年5月16日 05:30 ]

体操NHK杯最終日 ( 2022年5月15日    東京体育館 )

男子個人総合で優勝した橋本大輝(中央)。左は2位の神本雄也、右は3位の土井陵輔
Photo By 代表撮影

 2連覇を達成したエース橋本大輝(20=順大)は「持ち点に助けられた。結果を出したというより、逃げ切った感じ」と苦笑いした。

 「膝以外の関節が全部痛い」という状態で精彩を欠き、2つ目のあん馬で落下すると、最終種目の鉄棒ではF難度の離れ技リューキンを回避しながら、代わりに入れたコスミックで2度落下。演技後には両手を合わせ、謝るようなしぐさを見せた。

 「ここまで体がキツいとつらい。難しい技ばかりなので20歳を超えた瞬間にキツくなりました」と笑いを誘い、今秋の世界選手権に向け「時間はあるので万全の状態で臨みたい」と話した。

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2022年5月16日のニュース