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渡辺彩香、PO制してミセス初V 昨年柔道家・小林悠輔と結婚「心強い存在」に結果で恩返し

[ 2022年5月16日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ほけんの窓口レディース最終日 ( 2022年5月15日    福岡県 福岡CC和白C=6299ヤード、パー72 )

<ほけんの窓口レディース、最終日>優勝カップを手に笑顔の渡辺彩香(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 渡辺彩香(28=大東建託)が通算11アンダーで並んだ高橋彩華(さやか、23=東芝)とのプレーオフを2ホール目で制し、20年6月のアース・モンダミン・カップ以来のツアー通算5勝目を手にした。2打差単独首位から6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71と伸ばしきれずに追いつかれたが、これでプレーオフは2戦2勝。昨年2月に柔道家・小林悠輔(28)と結婚後、初めての優勝となった。

 プレーオフ2ホール目。渡辺のバーディーパットは2段グリーンを上り、フックラインに乗って15メートル先のカップに消えた。決着をつける「完璧」なパット。優勝が決まるとグリーンそばで見守った夫と、少し恥ずかしそうにハグで喜びを分かち合った。

 「優勝したら海外の選手みたいに、一緒に写真を撮ったりするのがひそかな夢だった。待ってくれている姿を見たら、よりうれしさを感じる」

 今季4度目の最終日最終組。4バーディーを先行させ、後続に5打差をつけた。しかし、8番パー4で第1打をOBとしてダブルボギー。暗雲が垂れ込める。ただ、渡辺は「自分はどんなことがあるか分からない(笑い)。特別、気持ちが乱れることはなかった」。後半2度のバウンスバック。3度、優勝を逃した反省から「フルスロットルでやり続ける」と攻めの姿勢を貫くと心に決めた。だから、並ばれこそしたが、トップを守り続けられた。

 前週、今季初の予選落ち。夫に、もどかしい胸の内を吐き出した。返ってきたのは「キツいと思うけど、上を目指して悩めるのは幸せなことだと思うよ」という言葉。同じアスリートとして分かりあえる「心強い存在」だからこそ、その一言で前を向けた。自宅の静岡県からこの日の朝、急きょ駆けつけてくれた夫に初めて優勝の瞬間を見せられた。

 ミセス初Vでメルセデス・ランキングは13位から6位に浮上。「まだまだ試合はある。日本ツアーで頑張っている以上、トップを目指したい」。28歳は次なる目標へと、視線を向けた。

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