ロコ・ソラーレ、GSで準々決勝敗退　第7エンドで4点狙う大勝負も不発に

北京五輪カーリング女子で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ（ロイター）

　カーリングのグランドスラム、プレーヤーズ選手権（カナダ・トロント）で北京五輪の女子で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレは準々決勝で敗れた。

　16日（日本時間17日）はカナダのチームと対戦。第1エンドは後攻も1点を早々に取られたが、第2エンドのラスト10投目でスキップ藤沢五月がダブルテークアウトの好ショットで1―1の同点。第3、4エンドで1点ずつ失い1―3となったが、第5エンドで2点を奪い再び同点に追いついた。だが第6エンドで2点を奪われ、第7エンドに最終10投目で相手ストーン2個をはじき出して4点を狙う勝負のショットも不発に終わり、逆に2点を奪われる形となり、7―3となったところでコンシードを宣言して敗退となった。

　ロコは過去のグランドスラムで4強が最高成績。19年マスターズ大会で北海道銀行が準優勝しているが、日本勢のグランドスラムでの優勝はなく、悲願とはならなかった。