青山華依、100メートル大会新11秒47「自己ベスト出せて良かった」学生個人選手権制す

[ 2022年4月16日 18:57 ]

陸上・日本学生個人選手権第2日 ( 2022年4月16日    神奈川県レモンガススタジアム平塚ほか )

 世界ユニバーシティー大会の代表選考会として行われた女子100メートル決勝は、昨夏の東京五輪4×100メートルリレー代表の青山華依(甲南大2年)が序盤から抜け出して11秒50で優勝した。準決勝では追い風2・0メートルの好条件で大会新となる11秒47の自己ベストをマーク。「自己ベストが出せて良かった。調子が良かった」と振り返り、今季序盤での更新だけに「今後が不安」とも苦笑いだった。

 昨夏の東京五輪を経験し、「上半身が弱い」と実感。今オフには初めて「苦手」というウエイトトレーニングに本格的に着手し、シャフトすら持てなかった上半身の強化に成功。終盤のスピードの伸びを体感できたという。今季は日本選手権や全日本インカレの頂点がターゲット。「追い風2・0で11秒47が出せたので、無風でも出せるように。4台がでたから3台を目指す」と語った。

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2022年4月16日のニュース