大阪エヴェッサ 最大17点差猛追も1点差で敗れ4連敗 天日ヘッドコーチ「非常に残念でした」

[ 2022年4月16日 18:15 ]

Bリーグ2021―22シーズン B1リーグ第31節   大阪エヴェッサ65―66サンロッカーズ渋谷 ( 2022年4月16日    おおきにアリーナ舞洲 )

1点差の敗戦を悔しがる大阪エヴェッサ・天日ヘッドコーチ
Photo By スポニチ

 アリーナに深いため息が充満した。最大17点差をつけられていたが、最後はわずか1点差の悔しい敗戦。4試合ぶりのホームゲームで東地区6位の渋谷と対戦したが、4連敗となった。

 「非常に残念でした。ディフェンスは大きいメンバーでやっていた時は良かったのですが、この状況について来られていない人がいるのが。そこがすごく…」

 天日謙作ヘッドコーチ(55)は試合後の会見で声を振り絞るように試合を振り返った。

 チームの大黒柱であるディージェイ・ニュービル(29)が今月6日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で負傷した。検査の結果、左膝関節内側側副靱帯損傷で全治約3カ月と診断されたため、治療・リハビリで帰国することが決まった。ポイントゲッターの離脱は一大事。チーム一丸でカバーする以外に方法はなかったが、最後の最後に勝利の女神を振り向かせることはできなかった。

 第1Q、木下誠(25)の3ポイントのブザービーターが決まり21―19とリードを奪った。しかし、第2Qスタートから波に乗れず渋谷に3ポイント3連続を含む5連続得点を許してしまった。第2Q残り3分でようやくアイラ・ブラウン(39)が得点したものの、第2Qはわずか6得点に終わった。

 それでも、第3Qに最大17点差をつけられながら猛追し、見せ場は作った。

 チーム最多の18得点、10リバウンド、2アシストでマン・オブ・ザ・ゲームに選ばれたブラウンは「けが人が出て難しい状況だけれど、いい訳はしたくない。チームが勝つために力を尽くしたい」と話し、残りわずかなシーズンを全力で戦い抜くことを誓っていた。

続きを表示

2022年4月16日のニュース