BL東京が8勝目　PO進出へライバル横浜と勝ち点2差を死守　ラグビーリーグワン

ラグビーリーグワン第13節   BL東京43―22BR東京 （ 2022年4月16日    東京・秩父宮ラグビー場 ）

＜BR東京・BL東京＞後半37分、ボーナスポイント獲得となる6トライ目を挙げるBL東京の桑山聖
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　上位4チームによるプレーオフ進出へ負けられない5位のBL東京（旧東芝）は、43―22でBR東京（旧リコー）を下し、今季8勝目（5敗）を挙げた。BL東京は相手を3トライ上回り、ボーナスポイント（BP）も確保。4位の横浜（旧キヤノン）の勝ち点2差で食らい付いた。

　前半を22―8とリードして折り返したBL東京は、後半4分にラインアウトモールでフッカー大内がチーム4トライ目。その時点で相手を3トライ上回ってボーナスポイントが発生する状況だったが、同19分に1トライを返された。25分、今度はロックのピアスがトライを奪ったが、8分後には再び1トライを返されてBP獲得は危機的状況に。しかし37分、左展開で最後は途中出場のWTB桑山聖が左隅に飛び込みチーム6トライ目。そのままリードを保ち、BPを確保した。

　ゲーム主将を務めたフランカーのリーチは「ボーナスポイントは取りに行こうと言っていた。（トライを狙い）そんなに焦っている感じはなかったが、最後はトライを取れて良かった」と振り返った。レギュラーシーズンは残り3試合だが、PO進出を争う横浜とは直接対決がないため、目の前の試合に勝って自力進出の可能性復活を待つしかない。リーチも「目の前の相手に集中したい。まずは来週の大阪戦へ準備したい」と気持ちを引き締めた。