渡辺彩香が通算5アンダーでV戦線へ「林に入ってもバタバタせず集中できてます」

[ 2022年4月16日 15:12 ]

<バンテリンレディス2日目>9番、ティーショットを放つ渡辺彩香(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 KKT杯バンテリンレディース(熊本空港CC)の第2日、5打差の28位から出た渡辺彩香(28=大東建託)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーまで成績を伸ばした。各選手が「ティショットが難しい」と口を揃える難コース。渡辺は何度、「林」に入っても平常心を保ち、好位置をキープした。

 「きのうも林に4~5回入れた。キャディーさんとも1日に4回はあると思ってやろうと。林に入ってもバタバタせず、どうやってパーを取るかに集中できてると思います」と話す。真骨頂は連続バーディー後の12番。第1打が左の林へ。だがすぐに気持ちを切り替えた。第2打はグリーンが狙えずフックをかけ、グリーン手前のバンカーに。そこから「寄せワン」でパーをセーブした。

 一方でフェアウェーから打てる場面ではショートアイアンが冴えチャンスを量産。6つのバーディーを重ね、上位に進出。「林というか、木にかかるのはきょうも5~6回はありました。その中で4アンダーで回れたのは良かった。常に優勝を狙える位置で日曜を迎えることが大事なと思っているので、それに向けては良い1日だったと思います」と笑顔を見せた。
  

続きを表示

2022年4月16日のニュース