埼玉CTBディラン・ライリー 華麗なラン&2トライで11連勝に貢献「勝てたことは大きい」

[ 2022年4月16日 21:19 ]

ラグビーリーグワン第13節   埼玉37―31神戸 ( 2022年4月16日    熊谷 )

<埼玉・神戸>前半、ハンドオフでタックルを外しながら走るライリー(撮影・篠原岳夫)
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 2位の埼玉(旧パナソニック)が、7位の神戸(旧神戸製鋼)との接戦を制し、11連勝とした。日本代表のCTBディラン・ライリー(24)が2トライの活躍。勝ち点は48まで伸び、拮抗した試合が続く中でも連勝街道を突き進んでいる。

 強風下の熊谷で、ライリーが疾走した。11―17の後半11分、味方からのオフロードパスを受けると、敵陣右22メートルライン付近からそのままインゴールへ。華麗なステップ、軽快なフットワークで相手タックルをかわせば、ランはどんどん加速した。1点差まで詰め寄り、続くSO松田力也の逆転ゴールにつながる貴重なトライとなったが「(トライできたのは)周りに良い選手がいるから」と控えめに語った。

 練習では松田とジェスチャーを交えて積極的にコミュニケーションを取る姿が目立つ。「毎週、毎週、どういうプレーを(どのような場面で実行)するか心がけている」というライリーは、既に11連勝の、その先を見据えている。「(神戸に)勝てたことは大きい。次の1週間でまた準備したい」。次節以降はアウェーでの戦いが続くが、チームの連勝とともに走り続け、最終節の熊谷に戻ってくる。

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2022年4月16日のニュース