埼玉が接戦制し11連勝 神戸はPOへ絶望的 リーグワン第13節

[ 2022年4月16日 16:53 ]

ラグビーリーグワン第13節   埼玉37―31神戸 ( 2022年4月16日    熊谷 )

<埼玉・神戸>前半、ハンドオフでタックルを外しながら走るライリー(撮影・篠原岳夫)
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 2位の埼玉(旧パナソニック)は7位の神戸(旧神戸製鋼)を37―31で下し、11連勝とした。勝ち点4を積み上げ、同48まで伸ばし、2位キープ。一方の神戸は8敗目を喫し、上位4チームによるプレーオフ(PO)進出へ絶望的な状況となった。

 層の厚い埼玉が、接戦を制した。前半はSO松田力也の2本のPG、NO・8大西樹のトライで得点を重ねるも11―10で折り返す拮抗した展開。後半4分には相手WTBモエアキオラのトライで11―15と一時逆転を許してしまった。

 流れを変えたのは途中出場の選手たちだった。逆転を許した直後の後半5分に3選手をスイッチ。プロップを稲垣啓太からクレイグ・ミラー、フッカーを坂手淳史から堀江翔太、NO・8を大西から布巻峻介に代えた。

 代わった3選手がブレークダウンなどで圧力をかけると、同11分にCTBディラン・ライリーのトライ、続く松田のゴールで18―17と逆転に成功。さらに、堀江はスクラムやブレークダウンだけでなく、自らボールを持って力強いランやステップも披露し、23―17の同23分にはトライを決め、勝利を引き寄せた。

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2022年4月16日のニュース