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バスケ男子日本代表 ホーバス監督は初陣黒星…それでも新スタイル片りん「うちの旅は今日が始まり」

[ 2021年11月27日 17:05 ]

バスケットボール男子23年W杯アジア1次予選 ( 2021年11月27日    ゼビオアリーナ仙台 )

第2クオーター、中国のタイムアウトで選手に声をかけるトム・ホーバス監督(中央左)(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 B組で世界ランキング35位の日本は同28位の中国に63―79で敗れ、黒星スタートとなった。東京五輪で監督として女子日本代表を銀メダルに導き、9月から男子を率いるトム・ホーバス監督(54=米国)の初陣。3点シュートを多投するスタイルの片りんを見せたが、成功率が20%に低迷して得点を伸ばせなかった。28日も中国と対戦する。W杯は日本、フィリピン、インドネシアで共催され、日本は開催国枠で出場を決めている。

 眉間に皺を寄せて腕を組み、ホーバス監督が終了のブザーを聞いた。注目の初陣は16点差で完敗。1度もリードを奪えず、第4Q序盤には一時30点差をつけられた。中国にはラマス前監督の体制だった6月の対戦でも2連敗したが、5カ月前は9点差と6点差の黒星。厳しい船出となった指揮官は「3点シュートが入らなかった。攻撃のバランスが良くなかった」と首を捻った。

 東京五輪で女子日本代表を率い、日本バスケ史上初の表彰台となる銀メダルを獲得。激しい守備と3点シュートを多投するスタイルで世界を席巻し、9月に男子日本代表の監督に抜てきされた。事前合宿は12日間。準備期間が短い中、新スタイルの片りんは見せた。放った3点シュートは相手の17本の2倍以上となる35本。東京五輪は1試合平均28本で、外からの積極性は増した。代表デビューとなった西田が7本中3本を成功してチーム最多11得点を挙げるなど新戦力の台頭もあった。

 3点シュートを多投するチャレンジを続けた一方で、成功率は20%に低迷。東京五輪の女子日本代表は1試合平均31・7本を打ち成功率38・4%を記録しており、フリーの状態をつくる展開も含めて精度アップが求められる。リバウンド数も相手の53を大きく下回る34で、日本の永遠のテーマともいえるゴール下の課題も改めて浮き彫りとなった。ホーバス監督は過去に本格的な男子の指導経験がなく、今後も試行錯誤が続く。28日には再び中国と対戦するが「うちの旅は今日が始まり。どんどんうまくなります。間違いない」と前を向いた。

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