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金谷拓実 起死回生の16番イーグルで2位浮上 マスターズ切符へ「もちろん優勝目指す」

[ 2021年11月27日 16:54 ]

<カシオワールドOP第3日>2番、バーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える金谷拓実(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフのカシオ・ワールド・オープン(賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円)は27日、高知県芸西村のKochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)で第3ラウンドを行った。

 首位に8打差の10位からスタートした金谷拓実(23=Yogibo)が1イーグル、4バーディー、2ボギーの68をマークし、通算11アンダーの2位に浮上。通算14アンダーで初日からの首位を守った堀川未来夢(28=Wave Energy)とは3打差。今年4月の東建ホームメイトカップ以来のツアー4勝目を十分に狙える位置で最終日を迎える。

 「16番のイーグルに助けられたかなあと思います。簡単なアプローチではなかったんですけどそれがたまたま入ってくれました。ああいうのも優勝するには必要なものだと思います」

 目まぐるしく向きを変える黒潮名物の強風の中、10番までは4バーディー、ノーボギーと順調にスコアを伸ばしていたが、第1打をグリーン左に外した11番パー3(205ヤード)でこの日最初のボギーを叩き、終盤に差し掛かった15番パー4(395ヤード)ではピン左手前から9メートルを3パットして再びボギー。ティーマークを前に出した続く1オン・チャンレンジの16番パー4(実測315ヤード)でも1Wの第1打をグリーン奥の深いラフにこぼしたが、ここから約20ヤードの第2打をSWでカップに流し込んで起死回生のイーグル。初日から首位を快走していた堀川をしっかり視界に捉えて3日目を終えた。

 現在、金谷の世界ランキングは60位。今大会で逆転優勝し、16ポイントを獲得すれば、週明けの最新世界ランキングは最高47位まで浮上する可能性がある。2021年の最終世界ランキング50位以内に与えられる来年4月のマスターズ切符獲得へ大きく前進することになる。

 ナショナルチーム時代の後輩で世界アマチュアランキング1位・中島啓太(21=日体大3年)が3週前のアジア・パシフィック・アマチュア選手権(UAE)で松山英樹、金谷拓実に続く日本人3人目の優勝を飾り、来年4月のマスターズ切符を獲得した。金谷が敬愛する松山と自身がかつて歩んだのと同じルートを経ての快挙達成。その中島から2週間ほど前に「いっしょに行きましょう」とラブコールを受けた。

 それ以来「年末までに決めたい」とポイントの大きい優勝を目指してきたが、三井住友VISA太平洋マスターズ2位、ダンロップ・フェニックス31位と目標には届かず、タイムリミットまではこの試合を含めて残り2試合となった。

 現在賞金王争いでも賞金ランキング首位C・キム(31=米国)とは約2200万円差の賞金ランキング3位。3日目を終わってキムは通算7アンダーの17位。ここを勝って優勝賞金3000万円を手にすれば、初の賞金王へ次週の今季最終戦、日本シリーズを賞金ランキング首位で迎える可能性もある。

 「差はありますけどビッグスコアを目指したい。もちろん優勝を目指していきたいと思います」

 アマチュアだった2019年以来2度目のマスターズ出場と初の賞金王へ勝負の残り18ホールとなる。

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