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稲見萌寧 23位浮上も賞金女王争う古江とは9打差 ショット不調「狙ったところに行ってほしい」

[ 2021年11月27日 05:30 ]

ツアー選手権リコー杯第2日 ( 2021年11月26日    宮崎県 宮崎CC=6543ヤード、パー72 )

1番、バーディーパットを惜しくも外す稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 賞金ランキング1位の稲見萌寧(22=都築電気)は2バーディー、2ボギーの72で回り通算2オーバーと伸ばせなかった。25位から23位に順位は上がったが、ショットが不調で苦しい戦いが続く。賞金ランキング2位の古江彩佳(21=富士通)は3バーディー、4ボギーの73と落としたが、通算7アンダーで首位を守った。賞金女王争いは先を見通せない展開となっている。

 パープレー72で終えた稲見は浮かない表情で「今日もショットがうまくいかなくて、チャンスにつかなかった」と言葉を絞り出した。

 痛みを抱える腰は「痛み止めを飲んだので、ラウンド中は問題なくやれた」という。稲見を苦しめたのは74と崩れた前日の残像だ。第1日はショットを引っかけて左に曲げる傾向が強かった。同じミスを繰り返すことを恐れて、本来の思い切りの良さが消えた。

 「曲がるから、振れなくなっている。昨日は強い球でつかまって飛んでいた。今日は球が弱く飛んでいなかった」。右に曲がるミスが出た上に、飛距離も落ちたという。

 5番パー3が象徴的だった。ピンまで実測187ヤードのティーイングエリアから4Uで放った一打はグリーンに届かず、右手前ラフへ。アプローチも寄せ切れなかった。14番パー4ではティーショットを右の林に打ち込み、第2打は出すだけで4オン1パット。いずれのホールも右へのミスがボギーに直結した。

 首位・古江との差は1つ縮まり9打になった。しかし、目標に掲げるシーズン10勝に到達するには残り2日間でビッグスコアが必要となる。賞金女王争いでは優位な立場にいるが、古江が優勝した場合、2位(単独か2人までのタイ)にならなければタイトルを譲ることになる。

 稲見は「調子が良くないので、順位よりショットを立て直してチャンスにつけることしか考えていない。それでいっぱいいっぱい。ショットが狙ったところに行ってほしい」ともどかしい思いを打ち明けた。

 ▽賞金女王の行方 稲見と古江の2人に絞られ、差は1696万8474円。稲見は単独2位(賞金1800万円)以上で古江の成績にかかわらず賞金女王が決まる。古江が賞金女王になるには単独2位以上が最低条件で(1)優勝(同3000万円)なら稲見が単独3位(同1200万円)以下(2)単独2位なら稲見が単独14位(同96万円)以下で逆転するが(1)(2)以外なら稲見が賞金女王になる。

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