稲見は69で15位に浮上 賞金女王へ「耐えてスコアを伸ばしたい」女子ゴルフ今季最終戦

[ 2021年11月27日 20:06 ]

女子ゴルフ ツアー選手権リコー杯第3日 ( 2021年11月27日    宮崎県 宮崎CC=6543ヤード、パー72 )

<JLPGAツアー選手権リコー杯・3日目>4番、笑顔を見せる稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 23位から出た賞金ランキング1位の稲見萌寧(22=都築電気)は7バーディー、4ボギーの69で回り、通算1アンダーの15位に浮上した。

 この大会で初めて60台で回った稲見は「結構バーディーが取れて良かった。長いパットが入ってくれた」と満足感を漂わせた。

 2番で11メートル、3番で5メートルのパットを沈めると、4番は1メートルにつけて3連続バーディー。5、6番の連続ボギーなどで後退したが、11番で9メートル、12番で10メートル、13番で4メートルをねじ込んで再び3連続バーディー。17番でもスコアを伸ばした。

 過去2日はほぼ自分だけでパットのラインを読んでいたが、前日のラウンド後、キャディーを務める奥嶋誠昭コーチに「細かく相談してやりたい」とアドバイスを求めた。この日は2人でラインを読んで、高麗芝グリーンを攻略した。

 賞金ランキング2位の古江との差は約1697万円。優勝か単独2位か2人の2位タイなら、古江の成績にかかわらず初の賞金女王が決まる。

 今季最後の18ホールへ。「風が強い予報なので、ショットを修正して、チャンスをものにして、耐えてスコアを伸ばして行けたらいい」と意気込んだ。

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