宇野昌磨 NHK杯3年ぶり優勝!合計290・15点 山本草太は7位、16歳の三浦佳生は8位

[ 2021年11月13日 21:17 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯最終日 ( 2021年11月13日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュアNHK杯最終日>男子フリー、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は最終滑走で1位の187・57点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計290・15点で3年ぶり優勝を決めた。これにより来月9日に大阪で開幕するGPファイナル(東和薬品RACTABドーム)の出場も決めた。

 前日のSPでは自己記録の104・15点に迫り、チェン(米国)に次いで今季世界2位の高得点となる今季ベストの102・58点で首位発進していた。

 SPで今季自己ベストの86・05点をマークした山本草太(中京大)はフリーで152・85点をマークし、合計238・90点で7位。ジュニアが主戦場の16歳・三浦佳生(目黒日大高)はSPに続きパーソナルベストを更新する156・27点をマークし、合計232・89点で8位だった。

 先月行われたスケートアメリカではビンセント・ジョウ(米国)が合計295・56点で優勝。宇野は合計270・68点の2位、ネーサン・チェンが合計269・37点で3位だった。

 ▼宇野昌磨 「ようやく前半のジャンプが、ループとサルコー試合で跳ぶことができて、ただ練習でできていたジャンプていうのが試合になると乱れるっていうのもみられたので、結果は凄くうれしいですけれども、一刻も早く帰って、もっと今回見つかった課題を練習したいなと思っていますし、もっともっと難易度の高い構成をできるように練習をもっとしていきたいとも考えています。この数年間、表彰台に上がることさえもできないシーズンが続いていたり、ようやくこのNHK杯を機に僕が再び世界のトップで競い合う存在に戻ってこられたんだな、と本当に皆さんにたくさんの心配を掛けたり、本当に支えて下さって今こうして自分がいると思います。ありがとうございました」

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