小平 W杯開幕戦は2位、女子500メートル 自身のリンクレコード更新も

[ 2021年11月13日 05:30 ]

女子500メートルで2位の小平(共同)
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 スピードスケートのW杯第1戦が12日、ポーランドのトマショフマゾウィエツキで開幕し、女子500メートルは18年平昌五輪金メダルの小平奈緒(35=相沢病院)が37秒74で2位だった。10組中8組のアウトスタート。自身の保持していたリンクレコードを0秒03更新する好タイムだったが、9組で滑ったエリン・ジャクソン(29=米国)に敗れ、W杯の同種目で通算28勝目、1000メートルと合わせて33勝目を逃した。郷亜里砂(33=イヨテツク)は38秒56で13位だった。

 日本勢は新型コロナウイルスの影響で、2季ぶりの国際大会参加。ドイツでの事前合宿中に選手4人、スタッフ6人がPCR検査で陽性反応を示し、今大会は高木菜那(29=日本電産サンキョー)らがエントリーされていない。11、12月に欧州と北米で行われるW杯4大会の成績で、来年2月の北京五輪の国・地域別出場枠が決定。日本代表はW杯4大会と12月末の代表選考会で選考する。

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