アマ杉原 2差5位浮上、タイガーばりチャージ 上がり2Hで3つ伸ばした

[ 2021年11月13日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第2日 ( 2021年11月12日    静岡県 太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70 )

<三井住友VISA太平洋マスターズ第2日>2番、ティーショットを放つ杉原(撮影・沢田 明徳)
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 16位から出たアマチュアの杉原大河(たいが、22=東北福祉大4年)が1イーグル、3バーディー、3ボギーの68と伸ばし、通算2アンダーの5位に浮上した。首位とは2打差。ツアー史上6人目のアマチュア優勝を目指す。通算4アンダーの首位には19年大会覇者の金谷拓実(23=Yogibo)と幡地隆寛(28=ディライトワークス)が並んだ。

 タイガー・ウッズが名前の由来である22歳が、上がり2ホールで3つスコアを伸ばすチャージを見せた。17番パー3で1メートルに寄せてバーディーを奪うと、パー5の18番では167ヤードの第2打を2・5メートルにつけてイーグル締め。杉原は「我慢のラウンドを続けたら最後にご褒美が来ました」と顔をほころばせた。

 この日の平均飛距離330ヤードは全体1位という飛ばし屋だ。今月末には来季ツアー出場権を懸けた3次QTが控えており、「4年間の全てを出し切る」という気持ちで臨んでいる。11年に松山英樹、19年に金谷拓実と東北福祉大の先輩がアマチュア優勝を果たしてきた今大会。おのずと期待は高まるが、「まだあと2日間ある。自分を信じてプレーをして、それがいい結果につながれば」と気を引き締めた。

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2021年11月13日のニュース