小松原組は自己ベスト172・20点で7位、涙の美里「たくさんの感情があふれ出た」

[ 2021年11月13日 16:16 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯最終日 ( 2021年11月13日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュアNHK杯最終日>アイスダンス・フリー、演技をする小松原美里、小松原尊組(撮影・小海途 良幹)
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 アイスダンスの小松原美里・小松原尊組(倉敷FSC)はフリーダンスで自己ベストの104・07点をマーク。合計も自己ベストの172・20点で7位だった。

 美里は「色々受け入れられないこととかがあったり、我慢しなきゃいけないことがたくさんあった」とし、「演技が終わるまではプロフェッショナルに徹して、応援してくれる方のために滑るという気持ちで来た。それができたと思ったので、ホっとしてたくさんの感情があふれ出てしまった」と涙の理由を明かした。

 受け入れられないことなどの詳細について、美里は「言えないこともたくさんあります、なので言いません」とした。「もっとやらないといけないところが見えた。まだまだ自己ベストを更新できる」とし、尊も「もっと頑張りたい。180点以上に頑張れば、人生が変わる点数だと思う」とさらなるレベルアップを誓った。

 ただ、拠点のカナダで練習ができず、尊は「先生に会えない状態では、自分の心が壊れてしまう。自分の人生の中で一番、大切な時間で、2人とも頑張っているから」と声を震わせた。左肘の靱帯を痛めている美里は、「明日(14日)検査に行く。月曜(15日)に米国に帰る」と話した。

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