りくりゅう 東京のど真ん中で“木原運送”出た! 冬季初開催「応援感謝パレード」でプロ転向宣言

[ 2026年4月26日 05:00 ]

<ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック TEAM JAPAN応援感謝パレード>パレードでリフトを披露する三浦・木原ら(撮影・田中 和也)
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 ミラノ・コルティナ五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日、東京・日本橋で行われた。冬季大会の選手団パレードは初めて。フィギュアスケート・ペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」の三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)は集結した約5万人の前でリフトを披露。今季限りで引退し、今後はプロとして活動することを初めて明かした。

 沿道を埋めた約5万人観衆の視線をくぎ付けにしたりくりゅうが、新たなサプライズを用意していた。「これからプロとして2人で頑張っていきます」。パレード後の取材で木原が初めて明かし「もっとペアを身近に感じていただけるよう、いろんなことをさせていただきたい」と抱負を語った。

 2人は「日本をペア大国に」を合言葉に指導者になる夢を常々語っている。五輪や世界選手権など主要タイトルを総なめにし「やり切った」ことが引退の理由だった。だが、今は体が動く。ペア人気も沸騰中だ。競技会に縛られない形で2人や競技自体の魅力を発信していく。練習拠点がカナダだったため「日本で演技を披露する機会が限られていた」と木原。より多くの日本のファンに生の滑りを見せることが普及にも直結する。

 その第一歩としてパレードで木原が三浦を持ち上げる「リフト」を披露した。「今日が何か一つ、ペアへの入り口になったらいいな」と木原。三浦も「身長が小さいので奥の方まで見ることができなかった。たくさんの方の目に映るかなと思った」と笑顔で語った。三浦は壮観な景色を見渡し、悲願の金、仲間と獲得した団体銀のメダル2つを5万人のファンに見せた。

 三浦が「思いが込み上げて、泣きそうになった」と言えば、木原は「凄い幸せ。新しいスタートをしていく気持ち」と明るく語った。28日の引退会見で詳細を語り、5月1、2日に兵庫県尼崎市で行われるアイスショー「ブルーム・オン・アイス」がプロ初滑り。ミラノ・コルティナ五輪の余韻は、まだまだ続きそうだ。

 ▽フィギュアスケートのプロ転向 競技会に出場せず、アイスショーなどで演技を披露すること。06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(44)を皮切りに10年バンクーバー五輪で女子銀の浅田真央さん(35)、男子銅の高橋大輔さん(40)、14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦さん(31)、平昌銀、22年北京銅の宇野昌磨さん(28)と歴代の五輪メダリストはプロとして活動。単独ショーや座長など、それぞれ独自路線で魅了し続けている。

 ≪過去の五輪パレード≫
 ☆12年ロンドン大会 同年8月20日に日本オリンピック委員会が初めて主催。メダル38個を獲得した選手71人がオープンカー2台とオープンバス5台に分乗し、銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点まで約1キロをパレード。約50万人動員。

 ☆16年リオデジャネイロ大会 五輪とパラリンピック合同で同年10月7日に開催。五輪から50人、パラから37人が参加し、銀座8丁目交差点から日本橋室町まで約2.5キロをオープンバスなどでパレード。平日の昼間開催ながら約80万人動員。

 ☆24年パリ大会 コロナ禍を経て8年ぶりに開催。五輪から40人、パラから67人が参加し、日本橋通りを練り歩く形で開催。観衆は約1万人だったが、選手はファンと間近で交流した。

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