奈紗がホールインワン達成で2差5位の好発進「まさか入るとは」 米女子ゴルフ

[ 2021年9月25日 11:55 ]

18番グリーンでの畑岡(AP)
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 米女子ゴルフのアーカンソー選手権は24日、アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(6438ヤード、パー71)で第1ラウンドが行われ、11番パー3でホールインワンを達成した畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が65と伸ばし、首位と2打差の5位と好発進した。笹生優花(20=ICTSI)と野村敏京(28=フリー)はともに69で44位。63をマークしたキャサリン・カーク(オーストラリア)ら3人が首位に並んだ。

 後半の11番パー3はピンまで135ヤード。畑岡は9Iを手に取り、打った瞬間は「少し引っ掛けた」というショットがピン上約8メートルに落ちると傾斜で戻ってカップインした。自身3度目のホールインワンを達成。「まさか入るとは思わなかった」と満面の笑みで歓声に応えた。

 一方で後半の4アンダーに対し、前半で伸ばしたのは2ホールだけ。序盤からショットがさえてチャンスの連続だったが、パットを決めきれず「取りこぼしも多かった。悔しい部分が多い」と、エース達成にも満足感はない。今大会は2018年に米ツアー初優勝を挙げた思い出の地。「この試合は伸ばし合い。一つでもたくさんバーディーを取りたい」と、残り36ホールに向けて気合を入れた。

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2021年9月25日のニュース