照の時代がやってきた!最速年間最多勝 「秋」13日目の確定で朝青龍、白鵬に並んだ

[ 2021年9月25日 05:30 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2021年9月24日    両国国技館 )

照ノ富士(手前)が寄り切りで御嶽海を下す(共同)
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 新横綱・照ノ富士が関脇・御嶽海を寄り切りで下し11勝2敗で単独トップを守った。今年60勝目をマークし、05年の朝青龍、10年の白鵬と並ぶ史上最速での年間最多勝を確定させた。平幕の阿武咲、妙義龍がそれぞれ大関の正代、貴景勝を撃破。遠藤とともに3敗をキープした。きょう14日目に1差の3人が敗れて照ノ富士が勝てば、史上9人目の新横綱優勝が決まる。

 雑な相撲を明生につけ込まれた前日の敗戦を引きずることなく、照ノ富士は御嶽海を退け単独首位を守った。立ち合いで相手の出足を止めて左下手を引いて左半身の体勢。右上手もつかんで両まわしを引きつけて寄り切った。連敗を免れた姿に藤島審判長(元大関・武双山)は「うまく切り替えができた。修羅場をくぐり抜けてきている。精神的にも強い」と評した。

 今年の勝利数が60に到達。43勝の正代、御嶽海が残り全勝しても60勝止まりのため、初の年間最多勝が確定した。秋場所13日目でのタイトル決定はモンゴルの先輩横綱、朝青龍(05年)、白鵬(10年)と並ぶ最速記録。その年の顔とも言える「称号」を納めの九州場所前に手にした。

 この日は、今場所初めて勝った日にリモート取材に応じなかった。横綱土俵入りの大役を務めるなど心身ともに疲労の度合いは高まり、12日目に気にした左脚の状態も懸念される。白鵬の休場でいきなり一人横綱となる中で重責を果たせるか。八角理事長(元横綱・北勝海)は「照ノ富士は気持ちで取っている気がする。相撲が乱れている。あと2日、気力でいくしかない」とその状態を案じた。

 14日目に貴景勝を下し、3敗3人が敗れれば2場所ぶりの優勝が決まる。近年は休場が多い横綱に加え、大関陣は地位を守るので精いっぱい。序二段からはい上がった新横綱が今年3度目の優勝を手にして「照時代到来」を宣言する。

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