横井ゆは菜はSP51・45点 フリーへ切り替え「楽しかったと言えるように」中部選手権

[ 2021年9月25日 17:37 ]

フィギュアスケート中部選手権第2日 ( 2021年9月25日    名古屋市・邦和スポーツランドアイスリンク )

女子SPで「マラゲーニャ」を演じた横井ゆは菜
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 20選手が出場した女子ショートプログラム(SP)で第1滑走の18年全日本ジュニア女王の横井ゆは菜(中京大)は51・45点だった。ジュニア時代にも使用した「マラゲーニャ」を舞い、冒頭の2回転半は着氷。続く3回転フリップの着氷が乱れ、後半のルッツも回転が抜けてしまった。「内容はミスが多くて、触れるまでもない。単純に実力不足を改めて認識できた」と厳しく振り返った。

 最近はスケートを楽しむ気持ちを忘れていたという。「いろいろ考えるものがあって、今後何になりたいのか、これを頑張って何になるんだろうと余計なことを考えてしまった」と振り返る。それでも、前日のライブ配信で同じクラブのノービスの選手たちが転びながらも笑顔で演技している姿に心を打たれた。「最近それができていなかった。楽しむことを口で言っているだけで体現できていなかった」。気持ちを整理して臨む今大会。あす26日のフリーへ向けて「ジャンプ全ミスしても楽しかったと言えるように演技したい」と切り替えた。

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2021年9月25日のニュース