東京五輪代表の岡田久美子が優勝 女子5000メートル競歩 24年パリ五輪を目指すことを宣言

[ 2021年9月25日 17:30 ]

陸上 全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2021年9月25日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

女子5000メートル競歩で優勝した岡田久美子(右)                               
Photo By スポニチ

 東京五輪女子20キロ競歩代表3選手が出場した5000メートル競歩は、日本記録保持者の岡田久美子(29=ビックカメラ)が21分24秒95で優勝した。五輪後の休養明けで、急ピッチ調整をしてきたという岡田は「満足のいく歩きはできなかったが優勝できてほっとしている」と胸をなで下ろしていた。

 15位に終わった東京五輪後には明言していなかった24年パリ五輪出場を目指すことを宣言した。五輪が終わった直後は「すごく寂しいような、やりきったというような複雑な日々を過ごしていた」というが、入賞ラインと約30秒差だったという悔しさも感じていた。「30秒は惜しかったという気持ちもある。その悔しい気持ちをどうしたらもう一回ぶつけられるか考えたら、パリ五輪にもう一回出たいという気持ちに至った」と説明した。

 まずは22年ユージーン世界選手権出場が目標だ。「来年2月の日本選手権で世界選手権の標準記録を切りたい」と話していた。

続きを表示

2021年9月25日のニュース