スケールは松山級!!大岩龍一2日連続67 1メートル82、90キロの大型23歳 ツアー本格参戦1季目

[ 2021年9月25日 05:30 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン第2日 ( 2021年9月24日    京都府 城陽CC=6967ヤード、パー72 )

2番、ティーショットを放つ大岩(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に2打差の4位から出た大岩龍一(23=ディライトワークス)が5バーディー、ボギーなしの67をマークし、首位に1打差の通算10アンダー、2位に浮上。ツアー本格参戦1季目での初優勝へ好機を迎えた。首位に3打差の13位から出た永野竜太郎(33=フリー)がこの日のベストスコア65で回り、通算11アンダーの単独首位。首位スタートの木下稜介(30=ハートランド)は通算10アンダーの2位に後退した。

 1メートル82、90キロはアジア人初のマスターズ制覇を成し遂げたあの松山英樹とほぼ同じサイズ。日本ゴルフ界に久しぶりに出現した大型プレーヤー・大岩が、2日連続の67で首位に1打差と肉薄。念願のツアー初優勝へ期待感たっぷりの位置で決勝ラウンドを迎える。

 「一日4アンダーを目標にやっているので、貯金じゃないですけど予定よりアンダーが出て満足です」

 今季の部門別成績は平均パット数(1.7184)と1ラウンドのバーディー数(4.46)で1位。飛んで曲がらない男の指標となるトータルドライビングは3位。5番パー5では残り255ヤードの第2打を4Uでピン手前10メートルに乗せて楽々バーディーを奪うなど、数字通り攻めに出た時の強さを反映させた。

 今年はここまで10試合で、予選突破した6試合は全てトップ10入り。粗削りな部分を残すが、ツアー本格参戦1季目。「初めてのコースへの対応がうまくできているところとできないところがあります」。ここまで肌に合うコースは結果を残してきた。城陽も手応えを感じているコース。勝機は十分にある。

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2021年9月25日のニュース