荒磯親方、ラジオで独立後のビジョン明かす「土俵は2面作りたい」IT導入アイデアも

[ 2021年6月5日 18:40 ]

荒磯親方
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 大相撲の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が5日、TBSラジオの特別番組でパーソナリティーを務め、改めて独立後のビジョンなどを明かした。

 番組では早大大学院(修士課程1年制)時代のクラスメートであるTBS伊藤隆佑アナウンサーと絶妙のトークを展開。7月の名古屋場所後に出身地の茨城県で「荒磯部屋」を創設する同親方は、ジュニアからトップチームまで各カテゴリーが同じ場所で練習しているJ1鹿島アントラーズの練習場を参考にしたという。「土俵は2面作りたい。効率もいいし、(力士の)待ち時間もなくなる」。さらには地元の子供たちにも土俵を利用してもらいたい意向も明かした。自身が小学4年の時に国技館でわんぱく相撲の全国大会に参加。「そのときの衝撃が忘れられず、その記憶だけで大相撲の世界に入った。地元で相撲をやるところがなくて…。自分みたいな人もいると思う。体験させる、体感させることが将来の横綱を産めるチャンスかも。そういう普及も僕たちの使命だと思う」と話した。

 また稽古の模様を画像に収めるなどITを駆使するアイデアなどを明かした。

 気になるスポーツ界のニュースでは大リーグ大谷翔平を挙げ「バネがあり、体も大きい。肩関節が柔らかいのは相撲でも大事で、横綱に昇っていける逸材。白鵬みたい」と評した。

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2021年6月5日のニュース